宅建試験を受験するにあたって、このような疑問をもちますよね。私もそうでした。
でも色々なところから情報収集するのはすごく大変。。
できるだけ学習に時間を使いたいですよね!
そのような方に向けて、できるだけ分かりやすいように本記事をまとめました。ご参考になれば嬉しいです。
宅建試験の受験者数・合格率・難易度について
さくっと結論からいきます。
- 受験者数は毎年約20万人
- 合格率は約15%〜17%
- 宅建試験は難しいけど、国家資格の中では易しい方
以下にくわしく見ていきましょう!
過去7年間の受験者数・合格者数、合格点・合格率
過去7年間の受験者数・合格者数
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|
令和4年度 | 226,048人 | 38,525人 |
令和3年度(12月試験) | 24,965人 | 3,892人 |
令和3年度(10月試験) | 209,749人 | 37,579人 |
令和2年度(12月試験) | 35,261人 | 4,610人 |
令和2年度(10月試験) | 168,989人 | 29,728人 |
令和元年度 | 220,797人 | 37,481人 |
平成30年度 | 213,993人 | 33,360人 |
平成29年度 | 209,354人 | 32,644人 |
平成28年度 | 198,463人 | 30,589人 |
視覚的に分かりやすいように、不動産適正取引推進機構が公開されているデータをもとにグラフを作成しました。
見たい部分をタップorホバーすることで詳細を見ることができます。
過去7年間の合格点・合格率
実施年度 | 合格点 | 合格率 |
---|---|---|
令和4年度 | 36点 | 17.0% |
令和3年度(12月試験) | 34点 | 15.6% |
令和3年度(10月試験) | 34点 | 17.9% |
令和2年度(12月試験) | 36点 | 13.1% |
令和2年度(10月試験) | 38点 | 17.6% |
令和元年度 | 35点 | 17.0% |
平成30年度 | 37点 | 15.6% |
平成29年度 | 35点 | 15.6% |
平成28年度 | 35点 | 15.4% |
合格点は34点~38点、合格率は約15%~17%で推移しているのが分かりますね。
令和4年度宅建試験の実施概要・合格者の概要について
宅建試験令和4年度実施の受験者数・合格者数・合格率・平均年齢・職業別構成比
全体 | 男性 | 女性 | |
---|---|---|---|
受験者数 | 226,048人 | 147,902人 | 78,146人 |
合格者数 | 38,525人 | 24,535人 | 13,990人 |
合格率 | 17.0% | 16.6% | 17.9% |
平均年齢 | 36.5歳 | 37.3歳 | 35.2歳 |
職業別構成比
宅建資格の難易度について
宅建試験は難しい?
近年では、有料級の講義がYoutubeで無料で聞けたり、通信講座なども充実していて、より自分に合った勉強方法が見つけやすく、始められやすくなっています。また、インターネットの普及で様々な有益な情報や知識を取得することができます。それにともない、必然的に受験者のレベルも上がっています。
受験者のレベルが上がる=難しくなるというわけですね。
また、「正解がいくつあるのか」のような明らかに受験者の正答率を下げる個数問題が増えており、確実な理解力が求められます。
よって、年々難化していく傾向にあるでしょう。宅建資格取得を目指される方は、できるだけお早めの受験がおすすめです!
他の士業と難易度を比較
資格名 | 合格率 | 勉強時間 |
---|---|---|
司法書士 | 4%~5% | 約3,000時間 |
不動産鑑定士 | 5%前後 | 約3,000時間 |
社会保険労務士 | 6%前後 | 約1,000時間 |
行政書士 | 10%前後 | 約800時間 |
マンション管理士 | 8%~9% | 約500時間 |
宅地建物取引士 | 15%~17% | 約300時間 |
表のデータから、宅建試験は国家資格の中では易しい方ということが分かりますね。
ちなみに私の勉強時間は約350~400時間で、1日約3~4時間学習に取り組みました。
宅建の合格率が高くない理由は、受験者の状態やシチュエーションなど様々なことが考えられます。
- 受験資格がないので、誰でも気軽に受けることができる
- 仕事柄などで、会社から半強制的に受けさせられる
- 勉強が間に合わないまま受験日を迎えてしまう・・・
しかし、きちんと対策をすれば合格できる資格です。選ばれた人しか合格できない、ということはありません。
試験の難易度をしっかり認識して、学習に取り組んでみてくださいね。
まとめ
- 受験者数は毎年約20万人
- 合格率は約15%〜17%
- 宅建試験は難しいけど、国家資格の中では易しい方
宅建試験は難しいです。だからこそ、価値のある資格です。いざというときに活かせる一生ものの資格があるということは、大きな自信に繋がります。
合格するのに大事なのは、いかに学習時間を確保するか、そして、いかに自分に合った学習方法に出会えるかです。
私は、子供が寝てからの【いっときの楽しみ】を一切遮断し、学習時間に費やしました。
【いっときの楽しみ】=録画したドラマ視聴やゲーム。
とっっっても辛かったです。涙
でも、あのとき我慢して本当によかったと合格できた今は強く思います。
いっときの楽しみと一生ものの資格。もはや天秤にかけるまでもありません。
少しずつの積み重ねが合格への一歩と繋がりますよ。頑張るあなたを応援しています!
本記事は以上です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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